「そろそろ親に免許返納をしてほしい…」親のプライドを傷つけない伝え方
こんにちは。
新潟の自動車買取・廃車・事故車買取、リサイクルパーツ・リビルトパーツ販売の有限会社ツボイです。
高齢の親に免許返納をお願いすることは、家族にとって非常にデリケートな問題です。
長年家族のために運転し、生活を支えてくれた親世代にとって、免許の返納は「役割の終わり」を感じさせる場合もあります。
では、どのように話せば親の気持ちを尊重しながら、免許返納を促すことができるのでしょうか?

◆まずは「今までありがとう」から、親の気持ちを尊重する姿勢を
免許返納の話を切り出す前に大切なのは、親のこれまでの努力に感謝することです。
家族のために運転してきたことに対して「ありがとう」と伝えるだけで、親の気持ちは和らぎます。
さらに、「自分も将来は返納を考えている」と自分ごととして話すことで、親だけを責めるような印象を避けることができます。
【伝え方の例】
◎OK:「本当に長い間、家族のために運転してくれてありがとう」
×NG:「もう危ないからやめたら?」
◎OK:「自分も年を取ったら返納しようと思っている」
×NG:「いつまで運転するつもり?」
◆不安を一緒に解決する。「返納=不便」ではないことを伝えよう
「車がなければ生活ができない」という不安は、親世代にとって深刻です。
特に新潟県は、車社会と言われており、自動車を1人1台持っているのが当たり前の家庭が多いです。
そこで、バスやタクシー、地域の支援制度など、代替手段を一緒に調べることで、「運転をやめても大丈夫」と安心してもらうことができます。また、車を手放すことで得られるメリット(家計の節約、健康維持、自治体の特典など)を具体的に伝えることも効果的です。
【伝え方の例】
◎OK:「通院のときは、僕が送るから心配しないで」
×NG:「電車でもバスでも使えば?」
◎OK:「免許返納したらタクシーの割引が使えるらしいよ!一緒に調べてみよう」
×NG:「車に乗らなきゃいいだけでしょ?」
=================
免許返納後の移動手段についてはこちらもチェック♪
→4月22日ブログ「親が免許を返納した後、どう移動手段を確保する? 〜新潟県の支援策と地域の現状〜」
=================
◆事故のリスクにも触れつつ、責めない伝え方を
運転を続けることのリスク、特に高齢者による事故の増加についても、親には理解しておいてほしいもの。
ただし「事故を起こす前にやめて」といった強い言い方は、親の自尊心を傷つけかねません。
大切なのは、「心配している」という気持ちを前面に出すことです。
【伝え方の例】
◎OK:「お父さんが誰かを傷つけてしまったら…って思うと心配なんだ」
×NG:「そのうち大事故起こすよ!」
◎OK:「最近ニュースで高齢ドライバーの事故が多いって聞いたから心配でさ」
×NG:「ニュース見てないの?年寄りばかり事故っているよ」
◆無理に説得しない。話すタイミングと第三者の力を上手に使う
話すタイミングや場所も重要です。
忙しいときや感情的な場面では避け、穏やかな時間に落ち着いて話しましょう。
また、説得する際は、“家族の誰か一人“に任せるのではなく、全員が協力することが大切です。
家族の言葉では動かない場合は、主治医や信頼できる友人など第三者の意見を借りるのも有効◎
「自分のことを思って言ってくれている」と感じてもらえる環境をつくることが大切です。
私たちツボイは、“単なる車の買取業者”ではありません。
親御さんの免許返納という大切な一歩を、地域の一員として丁寧にサポートいたします。
車の手放し方、手続きの仕方、廃車後の生活のアドバイスまで、ぜひお気軽にご相談ください♪